2023年9月の日本市場は9/19から地合いが一転。暗雲が立ち込めています。
特に10/3 10/4 は投げ売り状態で、中小型株は5%、8%マイナスレベルが大量発生、今まで相場をけん引していた大型バリュー、高配当株も散々たる有様です。
「長期金利が5%近い」「GPIFのリバランス」「上がりすぎた日本株の利確売り」「米国の景気後退を織り込んでいる」など様々な憶測が飛び交っていますが、売りの本尊は不明です。
結局今回も暴落をもろに喰らいました
2019年に投資を初めてから幾度となく暴落を喰らい、そのたびに「ああしておけば、こうしておけば」という反省を繰り返してきました。暴落のメカニズム、暴落時のメンタル、陰の極の状況、反発する銘柄の順番などデータを残してきました。しかし結局今回もハイレバで喰らうという体たらく…
大暴落の初動でポジションを減らせない心理を考察
「含み益はできるだけ引っ張る」という投資の鉄則で耐えてしまう
「含み益はできるだけ引っ張る」という投資の鉄則で耐えてしまう
ハイレバで含み益を持っているから、ハイレバで含み益が溶けていく
ファンダメンタルズに対する信頼から減らしたくない
ファンダメンタルがどれだけ素晴らしくても暴落局面では投げ売りになる。バリュエーション、増収増益、完全無視の投げ売り。
泣く子と需給に株価は勝てない。ファンダで長期でホールドしていても需給で売り込まれる
ハイレバで含み益を持っている時、地合い悪化で思考を切り替えるのが難しい
暴落局面では
個別銘柄のボラティリティが上がる
直近上がってきた銘柄ほと売られやすい(含み益を利確したい。信用買い残が積みあがっているなど)
ファンダメンタル無視した投げ売りになる
反発局面でポジションを維持するため(売ってしまうとリバが取れない)
ハイレバで暴落を喰らっているため、ハイレバでリバを迎えないと戻らない。
ハイレバでボラティリティが上がり思考停止
資産の急激な減少、個別株のボラティリティ上昇、Twitterの総悲観で思考停止に陥りやすい
ハイレバで暴落を喰らったときの対応法
ボラティリティが上がる準備をする
大底でぶん投げさせられないポジションサイズにする
リバに乗れるポジションサイズにする
反発局面での銘柄選択を考える(※暴落すると物色が変わる)
関連記事:暴落からの反発局面で買うべき順番
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