(雑感)4/21暴落と、「投げさせられる原因」を考える

 

日経1000円下げ。個別銘柄9割下落

  値上がり銘柄数 値下がり銘柄数

騰落レシオ(25日)

4/21 132 2028 85.65
4/20 240 1899 94.57

この2日間の下げはかなりきつく、個別銘柄の9割以上が下落するような状況でした。

4/20は様子見しましたが、4/21はさすがにやばいとポジションをCP50%まで減らしました。

しかし、4/22は強烈な反発。値上がり銘柄数1822。特に半導体などウィズコロと呼ばれる銘柄の強さが際立ちました。

「これで3度目か」

4/22引け後の感想。

今年4か月で増やしては飛ばしを3回繰り返し、ほとんど利益が出せてない。その原因は

「地合いの下落で投げさせられた」

これに尽きます。

投げてなければかなりの高パフォーマンスが出ているはず。でも投げてしまう。分かっているのに同じ行動をとってしまう。

なぜなのか?

投げたくないのに投げてしまう原因

不確実性が高まっていると感じていた?

悪材料などというものは考えればどれだけでも出てきます。

この期間、頭にあったものは以下です。

  • 日銀テーパリング疑惑
  • 変異種の拡大
  • ワクチン接種体制不備
  • 五輪開催可否
  • 中国問題

などなど。考えたらきりがありません。

特に4/20の強烈な下落で日銀がETFを買ってなかったのは、相場の転換を考えさせる大きな要因でした。4/21に約700億買っていたと分かったのは引け後でした。

緊急事態宣言解除からの大阪、東京のコロナ感染の拡大。特に変異種の拡大は恐怖を煽るものです。インドで二重変異種とかいう感染力、病原性の強力なやつが猛威を振るっているというニュースなど、連日これでもかと心を折られるような情報が入ってきます。

さらに、日本のコロナワクチン接種の遅れが「日本売り」の原因というのも納得がいきます。

 

テクニカル的に投げたくなる動きをしてくる

株式投資の人口が増え、テクニカルを学ぶ人も増えているでしょう。

それを狙っているのか、テクニカル的に重要なポイントを攻めるような動きを頻繁に経験します。

例えば「直近安値割れ」「サポートライン割れ」「移動平均線のサポートを突き破る」など。

大口が資金力で売り崩して個人の投げを狙っているようなチャート。僕も何度も下ひげで売らされました。

今回も日経225は75日線を突き破り、直近安値28379円を割り込みそうな動きをしました。恐怖にかられて投げた個人も多いでしょう。

ハイレバロングである

4/20の時点で ロング950万 ショート200万 というポジション。中小型をロングし、(1570)日経レバETFをショートするという戦略でした。

本音を言えばショートを500万程度持っていたかった。ヘッジとして十分に機能していたと思います。

ネットで750万ロングに対して下落を喰らったわけで、やばいとポジションを減らしてしまいました。

恐怖を煽るTwitterに影響されてしまった

暴落が来ると、恐怖を煽るツイートがわんさと出てきます。

「ここが暴落の入り口」

「ITバブルの末期に似ている」

「当局が市場を見限った」

など。

悪材料を流して個人を投げさせているとも思えます。

保有銘柄への自信がない

結局これにつきます。

投資をしていない。トレーディングで儲けようとしているから、下落で投げるわけです。

地合いに踊らされていると、せっかく良い銘柄をもっていてもホールドできません。

地合いが崩れても「この銘柄でやられるなら仕方ない」と思えるかどうか。

暴落を受け入れる覚悟が必要ではないか?

2020年11月から主力だったA&D。これを今もホールドしていれば爆益がのっています。

割安で成長している銘柄は調整で売られてもまた高値をとってきます。それを信じられるかどうか。

「暴落は逃げられないなら喰らうしかない。良い銘柄を抱いて落ちよう」

この覚悟が必要ではないかと思いました。

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