株式 | 現金 |
時価:3997700 含み損益:△414600 株式損益通算 :△464536 信用売買損益:△14555 配当金通算:14450 総資産:4042044
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44343 |
保有銘柄 | 市場 | 証券番号 | 保有株数 | 取得単価 | 時価 | 損益 | EV/EBITDA | PER | PBR | 利回り |
デジハHD | 東1 | 3676 | 500 | 1131 | 864 | -267 | 10.8 | 14.4 | 3.76 | 1.6% |
川澄化学工業 | 東2 | 7703 | 500 | 1076 | 1091 | 15 | 0.23 | 15.0 | 0.57 | 1.7% |
美濃窯業 | 名2 | 5356 | 1100 | 471 | 430 | -41 | 2.6 | 4.5 | 0.36 | 3.5% |
安田倉庫 | 東1 | 9324 | 700 | 1077 | 930 | -147 | 8 | 9.8 | 0.30 | 1.8% |
日本ドライケミカル | 東1 | 1909 | 400 | 1823 | 1605 | -218 | 3.8 | 7.9 | 0.86 | 1.9% |
ニッピ | JAS | 7932 | 100 | 4088 | 3680 | -408 | 9 | 8.5 | 0.26 | 1.4% |
片倉工業 | 東1 | 3001 | 700 | 1284 | 1266 | -18 | 11 | 20.2 | 0.29 | 1.1% |
いやあ、キツイ相場ですね。
これを書いているのは2020/3/8。ちょっと過去のデータですが、リーマン並みの大暴落という貴重なデータを残しておきます。
現在の相場
2/27時点では指数が上図のような数字ですが、ここからさらに1000円下落します。
3/6で日経平均20746円。日経平均PBR1倍割れるかどうかの攻防。
コロナショック発動!
下記のような指標は暴落時の底入れで注目されますが、いずれも想定を上回って突き抜けていきました。
VIX40超え
VIXは15%を平均にいったりきたりする指標で、12%を下回ると過熱感(売り場)、20%を上回ると底入れ(買い場)と言われています。
しかし、大暴落時では20%をはるかに超えます。東日本大震災では40超え、リーマンショックは80超えを記録しています。
騰落レシオ50台
騰落レシオは60台に入るとほぼほぼ底入れと言われ、暴落時の底入れの指標としてプロからアマまで信頼されています。しかし、今回は60を軽く突き抜けて54に到達してしまいました。
Twitterでは60台から信用で買い向かった有名投資家もチラホラいましたが、結構なダメージを食らったようです。
ちなみに私は70台前半から買い始めたのでボロボロという状況。
評価損益率 -21.35 (2020.2.28)
評価損益率とは、信用取引残高の買残高に対する評価損益の割合のことを指します。評価損益率と略されます。
・損益率が-3% 相場が天井圏とみられる。
・損益率が-10% 追証が発生し始め 個人の投げ売りよる急落が発生する水準。
・損益率が-15~20% 相場が底値圏とみられ、上昇が見込まれる水準。
以上の指標からして、ほぼほぼ底を打ったのではないか、と思います。
多少反発してから2番底、3番底をつける、という不安もありますが、指標からして買っていかなければならないところでしょう。
原因→コロナを甘くみていた
暴落を喰らった原因は? コロナを甘く見ていた、これしかありません。
コロナウイルスは風邪の3割を占める普通のウイルスです。今回の新型コロナウイルスも、死者数や症例数から病原性は強くなく、インフルエンザと同程度の印象です。毎年日本ではインフルエンザで3000人、肺炎で10万人亡くなっており、高齢者が風邪で亡くなるのは普通のこと。特に医療従事者からみれば「この程度で騒ぎすぎでしょ」くらいのものでした。
それがよくなかった。新型コロナが市場に与える印象を想定できていませんでした。
企業活動やイベントは中止、学校は休校となり、繁華街は閑古鳥が鳴いています。メディアの過剰な煽り、不安を煽るインターネット情報、それに伴う一般市民の過剰なまでの恐怖感、回避行動が、日本経済に深刻なダメージを与えるレベルになってきました。
それは世界中にも拡散しています。
暴落は避けられたのか?
おそらく無理だったと思う。振り返ってシミュレーションしてみても、自分の投資方法とスキルでは避けられなかったでしょう。
2月半ばにソフトバンクグループの株価が大きく上昇し、いったんすべて売却したので結構なCPがありました。それで小型バリュー株を買い増したところのほぼフルポジで喰らいましたねー。
「これは普通の風邪。しばらくはもみ合うが、暖かくなればまた上昇トレンドに戻る。日経24000円越えは通過点。今、ポジションを持っておかないと」
最後までこの思考を最後まで変えられませんでした。
未来へ活かせ!暴落時の対応
めちゃくちゃ喰らったので、せめて今後に活かしたいと思い、暴落時の対応を残しておきます。
・資金管理
まず、信用はなるべく持たないこと。持つとしても時間を短く。移動平均線を割るなどトレンドが変わったら即座に切る。
高値圏でCPを増やし、暴落したらフルポジにする。簡単に言う人がいますが、実際に喰らってみると分かります。不可能だと。
上昇トレンドでまだ上がる株を売却して暴落を待つ。これがどんなに難しいことか。
実際、フルポジじゃないと大きなパフォーマンスは出せません。敗者のゲームにも「相場が劇的に上がる瞬間はほんの一瞬である」と書かれています。
結局、資産バリュー株でフルポジがもっとも安全性が高いと思います。
・信用の投げが出るまで暴落を耐える
騰落レシオが70台に入ってくるとついつい買いたくなりますが、その他の指標も見て慎重に判断すること。大暴落では最後に信用の投げを伴う猛烈な下げがある。いわゆるセリングクライマックス。ここを拾えるかが勝負。
・暴落で投げない
投資手法による。モメンタムなら投げるべき。
ただ、資産バリュー株なら投げてはいけない。むしろ買い向かうべき。
天井付近で買い、暴落で投げてしまうのが大衆心理といわれる。本当は逆をしなければならないのに、本能に操られると間違いを犯してしまう。
下落相場で持てる株とは?
・カタリストを持つ資産バリュー株
新型コロナで世界経済に影響が出る可能性が高く、リセッション入りも覚悟。
現金や有価証券、不動産を持つ割安株をメインにする。
また、下落相場ではどの銘柄も時価総額を大きく下がるので、TOB、MBOの可能性が上がる。親子上場の解消にも注意。
・不況時に赤字を出してない
リーマンショックや東日本大震災後でも赤字を出していないこと。
・内需銘柄
ドル円は105円の円高、米国債10年は0.765%と極度なリスクオフ。やはり外需産業には影響がでると思う。
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