運用記録(2020.2.13)

運用記録
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株式 現金

時価:2903100

含み損益:△27200

株式損益通算 :△385939

信用売買損益:△14555

配当金通算:14450

総資産:4478637

1575537

「現物」

保有銘柄 市場 証券番号 保有株数 取得単価 時価 損益 EV/EBITDA PER PBR
デジハHD  東1 3676 700 1131 1019 -112 10.8 17.0 4.4
川澄化学工業 東2 7703 500 1045 1162 117 0.23 16.0 0.6
美濃窯業 名2 5356 1000 476 480 4 2.6 5.0 0.5
安田倉庫 東1 9324 400 1086 1078 -8 8 11.4 0.4
日本ドライケミカル 東1 1909 200 1863 1829 -34

3.8

 

9.1

1.0

総括

今回から配当金や持ち株の情報を記載することにした。

前回から3か月。トータルの資産は64万円ほど増えている。増資はなし。

年末の小型天国相場、年始の米vsイランの下げ、1月後半から本格化しているコロナウイルスによる新型肺炎の下げで買い向かえたことで結果が出ている。「精神的につらいところを買う」という基本を守れたことが大きい。

具体的には騰落レシオ70台、VIX19台から買いにいく。

相場観

日経平均24000円越えを目指しているものの、上へいく材料が乏しい。

さらに、コロナウイルスによる新型肺炎の影響が重くのしかかっている。

新型肺炎の死者は60代以上で基礎疾患を持つ免疫力の低い方が大半なので印象としてはインフルエンザと変わらない。むしろ米国で数万人の死者が出ているインフルエンザのほうが問題だとは思うが…。

ただ、旅行や外出は控えるわけで、インバウンド減少による経済への打撃がどの程度がわからない。

総悲観は買い

有名な株式投資の格言だが、実際に実行できている人は少ない。含み損がどんどん増える状況で買い向かうのは強いメンタルが必要。

戦争もコロナウイルスも、「日経平均2万まで下がる」「サーキットブレークが起こる」とツイッターで騒がれた翌日が大底だった。今回は騰落レシオ70台後半。2018年の年末は60台に突入したが、統計的にみても60台がほぼ大底。ここにきたら全力で、余裕があるなら信用も使って買い向かっていい。最近は70台前半で止まることが多いので80台を割ったら少しづつ買っていってよいと思う。

SBGで大きく勝てた

ソフトバンクグループ(SBG)は時価総額が持ち株の時価を大きく下回っているバリュー株として有名。屋台骨であるアリババの株価が上がるに伴いSBGの株主価値も上がっていくはずなのに、株価は割安に放置されていた。

昨年8月くらいに5000円で購入するもWeWork騒動で4000円まで下落。その後少し持ち直すもコロナで売られた。4400円で大きく購入。エリオットの参入。sprintとT-mobileの合併訴訟勝訴で5800円へ。翌日、材料出尽くしとみて全売却した。

 

下落相場の赤旗は強い

コロナ相場で感じたこと。大型、小型がどんどん下がる中で、下がらないどころが逆行高する銘柄があった。今回はバリュー、不動産が強い。保有銘柄では安田倉庫、川澄化学工業が強かった。

逆にグロース株の下落はひどく、デジタルハーツHDなんか15%くらい下がった。下がったらグロース比率を高め、上がったらバリュー比率を高めるのが良いんじゃないかと思う。

地合いで決算の動きがまったく違う

現在行われている決算をみていると、好決算で売られている銘柄が結構ある。3Q 50%増益で「ここが出口」とばかりにたたき売られる。上方修正、自社株買い出ても翌日寄り天で下がり続けるとか。日本ドライケミカルは決算跨ぎで12%の含み益がのったのに、寄りで追加して含み損になってしまった。寄り突殺しでやられている投資家は多いんじゃないかと思う。

好決算は時間差で上がってくることがある

プラッツ2019.6月期 1Q で感じたこと。

好決算で寄り天。レンジ相場になり2度目の高値ブレイクで大きく上昇した。これは押し目をコツコツ買えたので大きな利益をだせた。

結局地合いだろうと思うが、好決算の銘柄は押し目を買っていく。

仕手?

デジタルハーツHDの3Qは増収減益であるものの、3Q単体で見れば久しぶりの営業利益5億、営業利益率の改善がみられ、決算翌日は15%の上昇だった。しかし、翌日15%下落。ボラがでかすぎて心臓に悪い。前回決算のイメージで買いが入ったんだろうか。

どうしたら期待値が上がるのか? バリュー投資を軸に

日々の値動きばかりみてしまうが、兼業で場中に貼り付けない者は中長期投資しかないのではないかと思う。それなら、やはりバリュー投資一択かと。

グレアムやバフェットの書籍を読んでいると、「企業の本質的価値から大きく逸脱した銘柄を買ってはいけない」と何度も繰り返されている。

清算価値と時価総額を比べて、その差が安全域である。

割安で成長性があること、TOB、MBOなどのカタリストをもっていること。これらを検討してポートフォリオを組む。

投資の期待値は値動きばかりみていても上がらない。多くの投資家が推奨している古典を読んで知識を身につけること。日々の売買を記録して、失敗と成功の原因を突き止めて売買の精度を上げていくこと。

勝てる投資だけやる

株式投資は売買の精度を高めていくことだと思うが、理想としては「勝てる勝負だけ選ぶ」ことだと思う。

バフェットは言う。「株式投資に見逃し三振はない」「打てる球だけを打つ」

どの銘柄をどのタイミングで買えば勝てるのか。「経験」と言われればそれまでだが、成功した投資を記録して分析していくことが大事。

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