株式 | 現金 |
時価:2086300 含み益:10315 含み損:△338600 損益通算:△693773 |
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現在の相場観
日経平均 23391
TOPIX 1702.77
日経平均PER13.84 PBR 1.16
8月末に米中貿易摩擦がポジティブになり急反発。穀物の大量購入、発動済み関税の廃止などどんどん良いニュースが出てくる。明らかに地合いが変わった。トランプが2020年の大統領選に向けて友和姿勢に舵をとっているのがわかる。
日経平均は年初来高値を更新。2018年につけた24000円を突破するのではないかと強気ムード。しかし、2018年10月からの急降下のトラウマがあって、高値警戒感が強い。個人投資家のダブルインバースが激増。しかし、空売りを踏み上げてじわじわと上昇していく。
9月始めからの上昇相場にのれず
米中ポジティブになってから半導体、精密機械、商社などのシクリカルを筆頭に爆上げが始まったわけだが、保有銘柄はパッとせず。オリックスや杉本商事といった株は上がったがロットが少なく収益も少なかった。むしろ主力が上がらず収益チャンスを逃してしまった。
半導体株は仕込めたのにボラでやられた
子会社に半導体製造装置の会社をもつA&Dを底を打ったところで仕込めていたが、ボラで振られるたびに投げつづけ、むしろ損失を出してしまった…週足で見ればきれいな上昇トレンドなのにちょっとの下げで投げてしまう。※その後、A&Dは2Q決算で下げるも反転から20%以上上げている
ホロン相場(安値圏の火柱高)
GW明けの米中貿易戦争悪化で半導体関連銘柄は大きくさげた。業績絶好調のホロンも同時に下げたのだが、7/19に出来高を伴って大きく上げている。機関などの大口の買いだと思う。安値圏の火柱高はトレンド転換の合図である。しかし、それに気付かずポジションを持てなかった。
SBGでまたやらかす
SBGを主力にしていたのが最大のミスだった。。Wework問題で5000円からどんどん売られていたSBGは米中ニュースにも反応せずむしろ下げ続けた。米中ポジティブニュースが出ても反応せず。すぐに損切して上がっている銘柄に乗り換えるべきだった。
「SBGは保有資産からして割安」という事実に束縛されて、「今、株価は下がっている」という現実を直視できなかった。下がり続ける株は売ること。上がる株の乗り換えること。
※SBGは4000円で底を打った後ボックスを繰り返した後、12/5から急上昇して4600円を奪還している。いづれ上がることはわかっていたけど、買うタイミングを間違えたわけで、下げ続けるなら売るべきだった。
「損切は迅速に」の意味
損失の8割が2銘柄
今年の損失を計算してみたら、2銘柄で8割を占めていた。2つともゲーム株。超高いバリエーションで決算跨いで死亡。つまり、これを避けられていれば勝ち越せていた。
10%下落は頻繁にある
アルゴリズムの売りなどで市場の変動率は高まっており、10%の下落は頻繁にある。ただし、指数との相対パフォーマンスで20%以上下げると短期では戻らないことが多い。逆指値を切りにくるアルゴもあるので、ボラで切らされるロスカットに注意。
しかし、「下がる株からいかに早く逃げるか」は非常に重要。「下がる株はすぐに切る。上がる株は限界まで引っ張る」これができることが理想。どんどん上がる株に乗せ換えていく。
常に売り目線を持つ
「売りたい人がどれくらいいるのか」を考えることは非常に重要だと思う。
逆に悪材料が出ても株価が下がらないということは、売りたい人と買いたい人が拮抗しているということ。これ以上下がらない。
経験してこれだけは重要と思うこと
なぜ大損するのか?
・テーマ株の高値とびつき
これをやると一撃で大損する。ソーシャル等で騒がれている株。PER35倍以上などバリエーション高いものは空売りの対象となりやすい。
・トレンドにアゲインストで耐えてしまう
決算書やバリエーションから「割安」と思っても、市場が「売り」と思えば株価は下がる。下がる株を頑張り続けることは本当に危険である。
・買い値に対して甘すぎる
なんとなくここらへんで止まると思って買った銘柄はさらに下がっていくことが多いように感じる。やはり、移動平均線、RSIなどみんなが見ている指標を確認して買いを入れるべき。
節目を買う
チャートを見ていると、直近安値は本当に意識されていることが分かる。下がる株がどこまで下げるのか。直近安値を割るのかを注意しながらギリギリのラインで買いを入れること。
売られたものはいずれ買われる
今買われてどんどん上がっている株は魅力的ではある。順張りなら高値ブレイクを狙う手もあり。ただ、どんどん上がっている株はバリエーションも高くなっているので、決算や下方修正でたたき売られることもある。
なので、理想は業績の良い会社が悪材料や地合いで大きく売られたところを大きく買うこと。
・安値圏の火柱高
ホロンが典型的な形。トレンド転換の兆し
・悪材料反応せず
安値圏で悪材料が出ても反応しない場合、トレンド転換の可能性が高い。材料出尽くしで上げることも。SBG2Qが例
常に「地合い」を考える
基本的には「安いところを買う」という逆張りが安全性が高いと思うが、地合いによっては上値を追ったほうがいいこともある。
業績と株価の反応は地合いによって本当に変わる。地合いが良いと想定以上に株価が上がることもあるし、多少決算が悪くても許される。逆に地合いが悪いとまるで「悪いもの探し」のように厳しく査定される。
地合いが良いときは順張り――これは王道だと思う。業績のよいガンガン上がる銘柄にロットをつっこむこと。
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