四季報で小型バリュー株をスクリーニングする基準

バリュー株の基準に明確な答えはないですが、だいたい以下を意識すれば大きく間違えることはないかと思います。

□グレアムミックス係数 22.5以下

 PER×PBR=グレアムミックス係数

※ただし、現在(2019.9)では22.5は高すぎるという考え方もある。ガチのバリュー投資家は5以下を基準としている。

□時価総額 300億以下

300億が機関投資家の買いの基準と言われる

□収益と資産を合計して時価総額と比較

①収益

PER10倍なら営業利益×10(厳しめなら6倍くらい)

②資産

ネットキャッシュ=現金同等物ー有利子負債

①+②が時価総額より高いほど安全域も広い。

□営業利益率10%以下

10%を超えると機関投資家が買ってくるといわれる

※営業利益率が急増している銘柄は避けたほうがよい。毎年20%増程度がベター

□株主構成の変化

大株主はインサイダーであるため、大きな売買があれば何が変化を伺う。

資産バリュー株の場合、TOBの可能性を示唆しているケースもある。

□自社株買い

PBR1倍以下での自社株買いは最強。株価を大きく上げる可能性が高い。

割安で自己資本比率の高い、財務のよい銘柄をチェックしておく。

 

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