プログリットが2連S安で大暴落しています。
僕は平均取得価格2830円の建玉をホールドし、暴落1日前に100株のみ売却していました。暴落時は半分以上保有していたため暴落をまとも喰らいました。寄らずの2連S安。6/23の朝のPTSで4700円でほぼ売却しました。含み益は164%→53%まで減りました。
頂点の7500円時のPERは98.4倍。バリュエーションだけみれば超ハイグロースであるため、下方修正など悪材料1発で2連S安しても不思議ではありません。しかし、今回の暴落の特筆すべきことは、引き金が開示資料等ではなく、インフルエンサーの1ツイートであったということです。
ストップ安の通常過程
通常、ストップ安する構造は「その企業の許容できるバリュエーションが崩れた」というパターンがほとんどだと思います。業績下方修正や主力事業の不振等で投資家にイメージされていたEPS成長率に陰りがみえた時、その企業のバリュエーションが高ければ高いほど下落も激しくなります。「思っていたのと違った」で時価総額が下がるのは当たり前です。
しかし、今回の暴落はフォロワー3万のインフルエンサーの1ツイート「需給が悪くなったから俺は利確していくよ」で2連S安しているのです。
会社には何の落ち度もありません。僕は「高値掴みした投資家がパニックになっているだけだからS安1発で落ち着くだろう」ぐらいに軽く考えていました。しかし、寄らずの2連S安。
超ハイグロース銘柄の暴落時の正しい行動は?
「なるべく早くいったん投げておく」
結局これだと思います。「会社には落ち度はない」「事業に変化はない」など過去の前提で考えても、今この超ハイグロース株の需給は壊れているわけです。下値がどこまであるか分からないため、まず投げておく、フラットになっておくのが正解です。信用で持っているなら現引きしてPTSで投げる方法もあります。
SNSで情報が一瞬で拡散される時代は、マンガーやピーターリンチが活躍した時代とやはり違うのだと思います。ホルダーの質や需給の情報が、事業内容と同等の価値を持つ時代なのでしょう。
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