2022年 運用成績と振り返り

 

2022年運用成績と振り返り

指数チャート

 

 

 

 

運用成績(対指数)と振り返り

年間を通しての感想

4月までの失敗を後半でなんとか取り戻してなんとかプラス、というパッとしない成績でした。

日本市場は、年初からのグロースの強烈な下げがあり、ウクライナ戦争開始で底打ち反転。後はレンジでやりくりすればそれなりに数字が出せる相場だったと思います。Twitterをみていると100%以上のパフォーマンスを出している人もいて、トレーダーにはやりやすかったのではないでしょうか。

金利上昇とインフレをなめてはいけない

今年の相場は「金利上昇」と「インフレ」、とにかくこのキーワードで相場が動きました。

このキーワードに追い風銘柄は買われ、向かい風銘柄は徹底的に売られました。

金利上昇 ⇒ 金融、保険など

インフレ ⇒ 商社、資源(石油、石炭、天然ガス、金属など)、リサイクルなど

逆に、金利上昇がネガティブな高バリュエーション銘柄は徹底的に売られました。2020年からのコロナ特需と金融緩和によってPER50倍超えのような値段がつけられていた銘柄の下落率は凄まじく、前年比50%以上など普通にありました。

また、ウクライナ戦争による食料危機も懸念され、食料系銘柄も買われました。

歴史的円安

強烈な円安だったため、自動車、半導体といった外需企業も追い風でした。しかし、為替で利益が膨らんでいるだけなので、円高傾向になる2023年は厳しいでしょう。

一方で、海外から原材料や商品を仕入れて日本で販売している企業にとって円安はネガティブであり、過去最高の収益でも減益となる企業もありました(ニトリ、ワークマン、神戸物産など)。

3/8にCPを高めてしまった

年初から半導体やテックという金利ネガティブ銘柄を持っていたため、3月までの強烈な下落でこてんぱんにやられました。メンタルをやられてしまい、3/8に持ち株を投げてCPを高めるという今年最大のミスをやらかしました。この日がほぼ大底でウクライナ戦争開戦とともに指数は大幅反発。ポジションが少なかったためリバをとれませんでした。

3月初めから4月までのリバ局面を取れるかどうかがパフォーマンスに大きな影響を及ぼしました。

ロングは保持。ヘッジで耐える

苦しい時にロングを投げてはいけない

毎年失敗しますが、結局これが真実です。自分が苦しいときは他人も苦しい。ネガティブな情報だけが溢れ市場が恐怖に支配されています。この総悲観が底打ち反転の起点となるのです。

地合いが悪くなったらヘッジで耐えて状況を冷静に分析する。下げ続ける相場はなく、いつか必ず反転する。その機を捉えるために脳のキャパシティーを残しておく必要があります。相場のストレスでやられて思考停止に陥る状況を回避しなければならない。そのために様々なストーリ―を想定して準備しておくことが大事です。

時流に資金をのせる

FRBに逆らうな

これも真実です。投資家は当局の意向に従うしかなく、トレンドフォローの投資が正解なのです。

今年なら、商社や資源、リサイクルを主力としていれば問題ありませんでした。

2021年までのハイテク最強相場を信じていたレバナス勢は、今年の相場でほぼ死に絶えました。とにかく、トレンドに逆らってはいけない。

 

今年儲かった銘柄

(6036)KeePer技研 17

 

(1570)NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型 37

 

(2150)ケアネット 34

 

(7187)ジェイリース 21

 

(4595)ミズホメディー 15

 

(2395)新日本科学  18

 

(8522)名古屋銀行 15

 

今年損した銘柄

(4432)ウイングアーク1st 22

 

(3675)クロス・マーケティンググループ 60

 

(6062)チャーム・ケア・コーポレーション 16

 

(3676)デジタルハーツホールディングス 20

 

(4251)恵和 11

 

(2516)東証マザーズETF 22

 

(7809) 壽屋  24 

 

2023年に上がりそうなセクター・銘柄

なんとなく、いけそうなセクターを記載。なんとなくですよ…

  • 家賃保証・医療費保障
  • 人材
  • ドラッグストア、スーパー、小売り(円高、インフレ鈍化追い風系)
  • 電力
  • パチンコパチスロ
  • 医療DX(特に電子処方箋周り)

答え合わせは一年後…

 

 

 

 

 

 

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