私の基本的なポジションは
- 中小型(時価総額500億円前後)をロング
- 指数をショート
です。
なぜ指数をショートするのか?
それは「資産の150%前後をロングしているから、大暴落が来ると一撃死の可能性がある」からです。日本株に投資をしている限り、「地政学的リスク」は必ず起こります。近い将来は南海トラフでしょうか。
じゃあレバ廚辞めろよ、という話ですが、買いたい株がありすぎるからつい買ってしまう、という状況です。ゆえに、ヘッジせざる負えない…
ヘッジとしてのETFの使い方
ヘッジはETFがよい理由
ヘッジにETFを使う理由は以下です。
- 相場の転換点が読みやすい
- 個別株だと突然の材料でめちゃくちゃやられる
相場の転換点が読みやすい
日経225(2021.9~2022.4)のチャートです。レジスタンスラインとサポートラインがきれいに出ています。2022.1.19は長く続いた三角持ち合いを下にブレイクしたため、下げが加速しています。ウクライナ戦争が悪材料になっていました。大口はトレンドにしたがってポジションを入れ替えてくるので、そこについていくだけです。
個別株だと突然の材料でめちゃくちゃやられる
個別ショートの一番のリスクは「固有の材料でめちゃくちゃ株価が変動する」ということ。「上方/下方修正」「資本業務提携」「TOB/MBO」などです。個別をショートしていてTOBで50%とか上がったら目も当てられない…
このように個別株のショートはかなりリスキーです。特に割安株は手を出すべきではありません。
ヘッジとして使えるETF
ショートできるETFには以下のようなものがあります。他にもいろいろあるでしょう
- (1570)NF日経レバ
- (2516)東証マザーズETF(※東証再編でなくなる)
- (1546)ダウヘッジ無
- (2633)S&P500ヘッジ無
- (1545)ナスダックヘッジ無
- (1672)金ETF
私は基本的には1570と2516のロットコントロールのみでヘッジしています。
ロング・ショートの転換について
レジスタンスラインで日経レバをショート
レジスタンスラインに接する価格帯に日経レバを指値しておきます。レジスタンスラインを突き破ったらロスカット。そのまま首尾よく下がればホールド。
下げてから戻してもう一度高値を越えにくる展開があるので、越えられず陰線が出れば追いでショートします。
サポートラインで日経レバを買い戻す
サポートラインに接したら日経レバを返すべきでしょう。下げ相場の最後は、追証回避の売りが多発して売りが売りを呼ぶ展開になります。めちゃくちゃ下げるのでショートしていると気持ちいいくらいです。
「気持ちよくなったらショートを返す」
これは結構ありますw
ここで返しておかないと、反発のリバでめちゃくちゃ喰らいます。
サポートラインからの反発局面では何をショートする?
もっとも悩むのは反発局面です。
日経が暴落した後の反発局面では、大型→中小型の順に資金が循環します。つまり、中小型ロング、指数ショートのポジションだと股裂きを喰らってかなりツライです。
とはいえ、レバかけてロングしているため何かを売らなければなりません。
日経レバからマザーズETFへ切り替える
反発の初動では日経225採用銘柄を中心に資金が入ります。そのため中小型から資金が抜ける傾向があります。
日経レバのショートを減らし、マザーズETFのショートを増やすのが最適だと思います。東証再編でマザーズはなくなりますが、中小型、新興の指数であれば何でもいいです。
反発が止まると、今度は大型がら資金が抜け、中小型に資金が入るターンがきます。ここで中小型ロング、日経ショートポジションを組めれば爆益を狙うことができます。
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