2022/3/15のFOMC通過後、ダウナス、日経ともに爆上げしています。
ほんの数日前の絶望的な総悲観はなんだのか。
暴落からの反発局面で買うべき順番
ポジションを間違えると反発にのれない(むしろ損する)
暴落のたびに毎回間違えているため、ここでしっかりと記載しておきます。
日本市場の場合、暴落からの反発では以下のように資金が循環しやすいです。
- 大型株(日経225、TOPIX上位銘柄)
- 中小型銘柄
この順番を確実に覚えておきましょう。
逆をやったり、ヘッジで指数ショートしたりすると地獄をみることになります。
大型株は何を買うべきか?
当然のことながら、時価総額の大きな優良銘柄(海外勢の好きそうな銘柄)に資金が入ります。
ソフトバンクグループ、ファストリ、ファナック、任天堂、ソニーなど。
時価総額2,000億円以上が海外の大規模ファンドの投資ユニバースの下限になることが多いようです。5,000億円を超えるとMSCI採用に採用される下限になります。この辺りが目安になります。
大きな反発が期待できる銘柄の特徴
その時の地合い、物色によりますが、下記が挙げられます。
- 業績が良い
- バリュエーション的に割安
- 個人に人気銘柄(ソフトバンクグループなど)
- 信用買い残が少ない(信用買い残が発行済み株式数の10%超えは避ける)
- 大きく売り込まれている(ショートがたまっている/売り長)
- 円安なら外需産業
結局、好業績で割安だけど売り込まれている、ショートがたまっている銘柄だと思います。
迷ったら(1570)NF日経レバ
個別銘柄だと当たりはずれがあるので、むしろETFを使ったほうがいいです。
NF日経レバは日経平均の約2倍に連動するETFです。
僕は普段はヘッジのショートで使っていますが、反発時にショートしているとめちゃくちゃやられます。
中小型銘柄で気を付けるべきこと
反発の初動で大型に資金が入り、上昇を続けます。
やがて大型の買いが一巡して割安感がなくなってくると、中小型に物色が回ってきます。
ここで気を付けるべきことは3つです。
初動で指数ショート、中小型ロングをしない!
なんどやらかしたことか…
反発初動で指数ショート(日経レバなど)、中小型ロングのポジションだと股裂きを喰らいます。
大型に資金が入るとともに中小型から資金が抜けるからです。
指数に劣後するどころか下手すると大損するためメンタルもやられます。
リバに対応するためのPFを構築する
リバの初動でメインにすべきポジションは指数構成銘柄です。
海外勢が指数構成銘柄を買ってくるため日経平均が爆上げします。個別銘柄の選定が難しいなら1570一択です。
そしてやるべきは、中小型の売却→1570へのシフトです。
リバ初動では指数が上がり中小型から資金が抜けるため、中小型を大ロットで持つのは悪手です!
暴落を喰らうと中小型はかなり売り込まれます。含み損を抱えていたりそもそも自信がない銘柄もあるでしょう。暴落すると物色が変わるため、中小型もしっかりリバるとは限りません。
初手で指数ロングでとる → 指数が落ちついてきたら中小型の物色をみて中小型にシフト
が最善手だと思います。
中小型が上がらなくても大型にいかない
しかし初動で大型にのれなかったら、中小型から大型にいかないほうがいいです。
さんざん迷って上がっている大型にいくと、だいたい天井を掴まされます。
それなら中小型で耐えて買いが入るのを待ったほうがいいです。
長期で自信のあるポジションで含み益ものっているならそのままホールドでもいいです。
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