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OATアグリオ 分析

ウクライナ戦争に関連すること

ネガティブリスク

・原油資材高騰の影響(輸送コストなど)

高止まり。織り込み済み。これ以上上がるとネガティブ

・ロシア、ウクライナへの販売状況 売上高の何%?

大きな影響はない。

資料:ヨーロッパ、中東 21%

・有形・無形固定資産の減損可能性(ロシア、ウクライナ)

影響なし

 

ポジティブチャンス

・小麦、とうもろこしなど穀物対象の商品の需要拡大はある?

小麦に対する商品は少ない

・農作物の販売価格の高騰は御社にとってもポジティブなのか? 価格の転嫁

小麦、トウモロコシなど不足を他の作物で補おうとする傾向は世界的にあるだろう

価格転嫁は交渉できる

・円安の影響

ポジティブである

・自己資本比率が改善してきている理由

有利子負債を返している

 

2022 年 12 月期 1Q

・上方修正の理由。下記商品群が1Qで大幅に売れた具体的な理由は?

   

2022 年 12 月期第1四半期連結累計期間の連結業績につきましては、国内市場では当社が注力しているグリーンプロダクツの殺ダニ剤「アカリタッチ」「サフオイル」、殺菌剤「カリグリーン」が好調に推移し、また、主力製品である殺虫剤「ハチハチ」「オリオン」、殺ダニ剤「ダニサラバ」、殺菌剤「ショウチノスケ」も積極的な営業活動の結果、販売が順調に推移いたしました。海外市場におきましても北米向け殺ダニ剤「ダニサラバ」の販売が順調に推移いたしました。さらに海外関連会社におきましても、オランダの Blue Wave Holding B.V.やスペインの LIDA Plant Research, S.L.などが売上を大きく伸長させました。その結果、売上・利益ともに前年実績を大幅に上回りました。

自社の営業努力、他社のシェアを奪えていることが主因。ウクライナ戦争の特需ではない。

 

・22年度1Qのトップラインが過去最高(82億円)である理由? 営業利益率21.5%と大幅増加。過去最高の理由は?(円安以外で)

上記に加えて、粗利率の高い商品が売れていること。自社開発の商品のほうが粗利率が高い。

 

・四季報「植物成長調整剤は主力のインド向け復調」 小麦の生産量、世界2位のインド、ウクライナ戦争発の食糧危機の影響はあるのか?

現状はない。戦争開始から2か月程度なので影響は出ていない。今後戦争が長期化すれば、小麦不足から他の食物への需要が増える可能性がある。しかし、増産には栽培地、機械が必要であるため、すぐに増産できるわけでない。

 

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