レバレッジトレードで必ず意識しておくべきこと

投資戦略

コロナショック・セカンドインパクト?

南アフリカ発の変異株、オミクロン登場を受けて、2021/11/24から日経平均が大きく崩れています。2021/12/1現在は27395円。上から2000円の下落となりました。

騰落レシオは70台前半。VIXは一時30を超えました。

コロナショックの大暴落と比較すればそれほど大したことはないですが、体感の下落は結構ひどいです。特にグロースがひどい。オミクロンに加えて、テーパリング早期開始の思惑の影響もあります。

NYダウ

レバ2倍で±20%

11月前半までの地合いは非常によかったです。ショートカバーを伴った大暴騰もあって、3日で20%増える状況でした。上げるタイミングでレバレッジ2倍程度のロングを持てていたことが大きかったです。

しかし後半から地合いが一転。オミクロン+テーパリングでグロースを中心に売りが売りを呼び、前半の含み益をほぼ吹き飛ばしました。TLをみても、同じような状況の個人投資家は多かったと思います。

11月相場ではレバレッジのメリット・デメリットを痛感しました。

レバレッジトレードで必ず意識したいこと

下げでもレバレッジがかかる

レバレッジは諸刃の剣です。レバ2倍で上げを取れても、逆に下げれば2倍の速度で資産が減ります。つまり、増やすスピードを速めるとともに、減らすスピードも速めるわけです。相当使い方が上手くないと毒にしかならないです。

ボラティリティが激しすぎてメンタルをやられる

レバレッジの難しさはボラティリティの激しさにあります。資産以上のポジションを持てば、当然資産の増減の幅は大きくなります。増える時は爆発的に増えますが、減る時も爆発的に減ります。このボラティリティはかなり消耗します。メンタルにも絶対によくありません。

底で投げさせられる

相場の底を示す指標はいくつかありますが、経験上、レバレッジを使っているとだいたい底で耐えきれなくなります(下手なだけ)。騰落レシオ70台とかは通常なら買い場ですが、レバ中は一番ツライところです。含み損が増えすぎて思考停止しています。

買わなければいけない局面で投げさせられるのは、やはり資金管理の問題だと思います。

需給が壊れたら売却する

やはりレバレッジは短期勝負で使うものです。現物なら含み益は引っ張るべきですが、レバレッジなら需給が壊れたら売却するべきでしょう。

需給はチャートや信用買い残などで判断します。例えば出来高を伴った陽線の始値を割るなど。

ダブルスタンダード

フルキャスト

IBJ

 

チャートがしっかりしているものは様子見でよいです。

デクセリアルズ

負けが込んできたらポジションを減らす。これが鉄則。

シンプルに、負けが込むというのは現在の手があっていないということ。合ってないのにハイレバポジは間違っています。負けを認めていったんポジを減らすべきです。軽くして考える余地を作り、また地合いが好転したら入りなおせばよいです。指数ショートでヘッジするという手もありますが、やはりロングを減らすべきだと思います。

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